『LOFT』と『メタル・・・』

ゆれる』は良いよ。と巷でもっぱらの評判なので観に行こうかなと思ったが、やはりその前に黒沢清監督の『LOFT』は外せない、とシアターキノに行く。黒沢氏や『LOFT』に関しては、「文学界の10月号」でも特集されているし、最近「黒沢清の映画術」や「映像のカリスマ」という本が出版されたばかりだから、何も私のようなボンクラがこんな所で書く必要は全く無ぇよな、と思う。だけど一つだけ私が言いたいのは、最近の氏に厳しい批評を言う人が誰も居なくなったというのは、それはそれでどうなんだろう・・・。『LOFT』そんなに良いか?黒沢監督がすぐれた監督だというのは私も認めるが・・・。
翌日、今日こそは『ゆれる』を観ようとまたしてもシアターキノに行く、しかし今度は『メタル・ヘッドバンカーズ・ジャーニー』という映画につい誘われそちらを観てしまう。10代の一時期、へヴィ・メタ少年だった私には非常に興味深い内容だったけど、そうじゃない人には全く進められない映画だよなぁ。映画を観ながら、以前相棒(id:Mr-Blockhead)を助手席に乗っけて撮影に行く時に、オジー・オズボーンのCDをかけて白い目で見られたのを、ふと思い出した。
結局、『ゆれる』はまだ観ていない・・・。