ファイターズと『フラガール』

熱狂的日ハムファンである料理屋(おだちもっこ)のマスター。パ・リーグ優勝決定戦に頭をファイターズの『F』の字に刈り上げ札幌ドームに参戦したらしい。三十代も半ばになってその思い切りは大したもの。次の日本シリーズまでに少しでも髪が伸びたらまた何かをするらしい。それにしても髪型を『F No1』と残して刈り上げるのは大変だった様子で、これまた知人の美容室(アクシス)でやったらしいのだが、日本シリーズには何をしてくれと言われるのか今から戦々恐々の模様。


月曜日は札幌ファクトリーにあるシネコンが男性千円。だからというわけではないが、『フラガール』を見る。前評判も良いようだし、個人的に蒼井優も好きだし、少々期待して臨んだ。まぁ可もなく不可もなくという感じでそれなりに楽しめたのだが、浮かばれない身の私としてはケチをつけてナンボというところもあるので、あえて言うならば「長い」。この手の娯楽作品は90分以内にまとめた方が絶対に良いはず。それと演出が「幼い」。特に笑いの部分の演出は紋切り型でアイデアが感じられない。さらに細かい事を言うならば、女優のアップが「美しくない」。別にキレイキレイに撮れと言っている訳じゃないのだ。もっと魅力的に撮れるんじゃないのか?と思うのだ。特にラストのダンスシーンを陰から見守る松雪泰子のカット。若干スローにしていると思われるんだけど、ちょっとひどくないか?大体このダンスシーンのカット割り、もっとなんかないのか?どうも撮影時の画が足りなくて、後処理で寄った画を作っているようないないような・・・(寄りの特定のカットだけ画像が粗いような気が・・・)?
と、憎まれ口を叩いたのだが、先ほど友人から「最近、面白い映画ない?」と聞かれて「フラガールなんか案外良いよ。ちょっと泣けるよ」などとつい言ってしまいました。そんなもんだよ。


で、自分の映画なのだが、そろそろ完成。ぼちぼちHPの方にダイジェストのようなものをアップしますので、観て下さいませ。