『デス・ノート』を観るまで

ちょっと前になるけれど、いつもの居酒屋『おやじ』でおやじと二人でうだうだと喋りながら見るとも無くテレビを見ていた。なにやら映画らしいものが映っていたんだけれど、くだらない話をしながらただ眺めているだけなのでストーリーもなにも分かったもんじゃない。すると突然画面におもちゃのお化け(あとで「死神」だったとわかるんだけれど)が出てきて、なんじゃこれ?と思ってついつい見はじめる。しかし、話の途中でいきなり終わり。これ映画なのに「つづく」ってことかよっ!などと憤慨していたら、それが『デス・ノート』っちゅう映画だった。
で、先日、とある映画を観ようと映画館に行ったら、私の勘違いだったのかお目当ての映画がやっていない。それでちょうど時間が合った映画が『DEATH NOTE デス・ノート the Last name』だった。普段ならまず観ない映画だけれどたまには良いかなと思い、またどこぞの誰ともわからん監督が撮っているなら流石に不安だけれど、金子修介が監督だし、めちゃくちゃな事はないだろうとも思い、入場する。館内に入るとなんと満杯。指定席だったので、自分の席を探してうろうろすると、どうも私の席らしき所にガキどもの集団が座っている。「ったく、面倒くせぇなぁ」と思うも、優しく丁寧な口調で「あの、そこ私の席なんですけど・・・」と言うと、かわいくねぇガキは無視しやがる。もう一度、今度は私のチケットをガキの額にくっつくほど近づけて見せながら、再び優しく「あの、ここ私の席なんでズレてくれませんか・・・」と言うと、ガキは不機嫌そうな顔つきで舌打ちしながら席をズレやがった。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ頭にきた私は中腰で席をズレようとするガキのケツを軽ぅ〜く蹴ってやりました。軽ぅ〜く蹴っただけなのになぜかガキは通路につっ転がってしまいました。最近の若いのって足腰が弱いのね。


ところで、いつも私がお世話になっている(いたる所でお世話になりっぱなしなのですが)すなっく『さくせす』がリニューアルしてオープンしました。より一層落ち着いた雰囲気の素晴らしいお店になりました。ジャージでは行けないちょっとゴージャスな感じです(ジャージで出歩くアホは私くらいでしょうが・・・)。下の写真でその雰囲気だけでも。