『ウィンターソング』で男一人

平日の朝一でピーター・チャン監督の『ウィンターソング』を見る。館内に入ると、私が一番乗り。ポツポツとお客さんがやって来るのを見るともなく見ていると、気のせいか30代、いや40代の女性が多い。まぁ、平日のこんな時間だからそんなものなのかなぁとも思うが、どうもそれだけでは無い感じだ。となると金城武のファンか?それにしても、でかいポップコーンを抱えて、金城武ミュージカル映画を平日に一人観に来るそれほど若くも無い女性たち・・・。「う〜ん、ちょっと寂しいぞ」と思うも、それじゃ平日のこんな時間に一人でミュージカル映画を観に来ている私の方はどうなんだ?と我に返り改めて辺りを見回すと、女性客に囲まれて男は私一人・・・。「寂しい」というか「オカシイ」のは私の方だと認識。いつもなら一人で3つくらいの座席を独占してふんぞり返って観るところだが、周りを女性に囲まれて小さくなっていました。
で、映画の方ですが、見かけはコテコテの中華料理っぽいんだけど、お味は意外とあっさり和風なのね。という感じでしょうか。ジョウ・シュン演じる上昇志向剥き出しの女性のいやらしさがもっと出れば面白かったのに・・・。