『誓いの休暇』と雪

いきなり降るんだもん。参るよ。先週、滝川に向かった時はほとんど雪が無かったのに、あっという間に1メートルくらいの積雪。加減ってものを考えて欲しい。国道275号線も恒例の吹雪で視界0。ぜ〜んぜん前が見えない。路肩表示の電灯と感だけで運転。危ないよなぁ・・・。
ところで、雪といえばスキー。そろそろスキー場もオープンするらしいので来週あたりはちょっと行ってみようかなとも思っているのですが、私の子供の頃のホームゲレンデ、上砂川スキー場が今年から閉鎖されているとか・・・。最近はあまり行く事が無かったのだけれど、あの第二リフトの急斜面。忘れられません。あそこで転がりながらコブ斜面の洗礼を受けた私にとって、その後、他のどんなスキー場のコブ斜面に行っても『屁』とも思いませんでした。


で、今日は札幌駅近くの蠍座で「ソビエト映画回顧」というのをやっているのを知り、馳せ参じてきました。1959年製作、グレゴリー・チュフライ監督の『誓いの休暇』。十数年前にも観たような記憶があるのだけど、細部はほとんど忘れてしまっていた。人間の善意と人情にあふれる作品で、今となってはひねくれ者になってしまった私にはちょっと鼻白む展開も有り、またもう少し外連味たっぷりに描いても良いのでは、と思う所も無い訳でもないのだけれど、それはそれ。面白かった。ちなみにシューラ役のジャンナ・プロホレンコが登場した瞬間に以前観た記憶が蘇ったのは、私が「映画」など観ずに単に「女優」だけを見ていたというマヌケな証拠でしょうか・・・。