スリップと『マリー・アントワネット』

日々これといって変わったことも無くただダラダラと過ごすばかりなり。
さて我Blockhead Films次の一手はどうしたもんだか・・・。と無い頭でぼんやりと考えながら運転していたら、滑った。焦った。今年は暖冬で雪が少なく運転が楽チンだなんて鼻歌まじりでいたのが間違いだった。解けた路面が夜凍ると、本当にスケートリンクだよ。


で、『マリー・アントワネット』を観てきた。平日の真昼間。ほとんど女性客。男性陣はカップル以外は私だけ。気まずい・・・。しかも映画も退屈。ポップな感じに仕上げようとしたのかもしれないが薄っぺら。後半で急にアントワネットが「大人の振る舞い」をしだすのも理解できないし、その成長のきっかけも経緯もわからん。旦那のキャラも今ひとつ掴めん。脚本ちゃんと書いたのか?画もつまらん。安易なジャンプカット、安いコマーシャルのようなケーキの連続カット・・・。と、ここまで書いてはたと思い出した、監督そして脚本はあの『ロスト・イン・トランスレーション』のソフィア・コッポラじゃん。良くも悪くもそりゃさもありなん!見せ場はもっと外連味たっぷりに描いて欲しいよなぁ。なんて言うのはイマ風じゃねぇのか。
そんな事よりもキルスティン・ダンスト不細工なり。