GWと『バベル』

GW前半は編集作業で昼も夜も無い生活で、しかもパソコンに向かう以外は寝るか食べるというこれ以上ない不規則な生活を送っていた。後半は一転して朝から毎日小銭を握り締めゴルフの練習。幼馴染でもありゴルフの師匠でもあるO氏の教えを少しでも身体に叩き込むべく打ち込み。そのせいか今週はずっと筋肉痛。たかだか一日200球くらいを数日打っただけでこんなになるなんて、ジジイだ・・・。
それにしても今これを書きながら隣のMacで先日頼まれていたPVをDVDに焼いているんだけど、遅い。20枚焼かなきゃいけないんだけど、これじゃいつになったら終るんだか・・・。


で、『バベル』を観てきた。
辛口で言えば「深いように見えて意外と底が浅い」そして「形が先に在りき」だな、というのが感想。もちろん悪い映画という訳ではないのよ。ただ、どっちかに(どっちかという表現も曖昧だけれど)もっと振り切れたら凄いモノになったのでは?という感じがちょっとしたのです。それと、自分が日本人だからか特に日本編で気になる所がいくつかあった。まず、役所広司の役名がヤスジローというのはどうなのよ?ここ20年以上外国の監督が小津安二郎へのオマージュだかなんだかやたらと「小津小津」というのにも流石に飽きてきた。最近はそれを聞くとオマージュというよりも逆に安直にすら見えてくる。日本編のスタッフにちらほら知っている名前があったのだけれど、「『ヤスジロー』というのはいかがなものか?」と進言すれば良かったのに、と思ってしまった。それとさ、ラストカットの移動での高層ビルのショットもなんか違和感を覚える人いないのかなぁ・・・。まぁ、一観客の独り言でした。