においと『ナビゲーター・ある鉄道員の物語』

今日は朝の五時に起きねばならなかった。辛かった・・・。そんなことはどうでも良いのだ。さっさと所用をすませ朝のワイドショーなんぞを眺めていたら映画『歌謡曲だよ、人生は』の紹介をやっていた。この映画もあながち知らないでもない人がオムニバスの一編を監督しているので、おすぎがなんてコメントするのかちょっと興味深く見ていた。するとまぁこれがボロクソ。司会の小倉某氏にいたっては、「なんでこんな映画を紹介するの」とまで言う始末。まだ観ていないけどそんなに酷いのか・・・。でもつまらなそうな「におい」もプンプンするんだよなぁ。
「におい」といえば、先日とあるラーメン屋に行ったのだ。そこで豚丼と醤油ラーメンのセットを食べたのだけど、そのラーメンの不味い事・・・。豚丼はまぁまぁ美味しかったけど、これじゃラーメン屋じゃなくて豚丼屋だよなぁと思ってしまった。しかし問題はそんな事じゃない。不味いラーメン屋は必ず獣のような「におい」がするのはなぜだろう?これって、何かの下処理の問題なのか?豚骨系のお店に多いような気がするけど、豚骨系のお店が全てその「におい」がするかというと必ずしもそうでもない。なぜだろう・・・。


で、ケン・ローチの『ナビゲーター・ある鉄道員の物語』を観て来た。札幌駅北口の映画館「蠍座」はこういうなかなか渋い映画を上映してくれるので非常に重宝している。この映画も小さく地味な作品だけれどケン・ローチらしさは十分に発揮されていて改めて監督の力量を感じさせられた。特にこの手の結末で、あのようなぶっきらぼうにも感じられるエンディングはなかなか出来るもんじゃない。しかし、このブログで何度も書いているのだけれど、基本的には社会派で地味でお堅いケン・ローチは好きじゃないんだよなぁ。でもなぜか映画を観ると毎回納得させられてしまう。う〜ん。